日本の国際電気通信基礎技術研究所(ATR)がこのほど、脳波や脳の血流の動きで家電製品を遠隔操作できる技術を改良したと発表した。「スイッチを入れたい」と“念じる”だけで家電を操作できるというもので、これまでは使用者が操作をするために暗算などをして集中する必要があったが、改良によって通常の脳の状態で操作が可能になった。操作の成功率も以前の70~80%から84%まで上がったという。